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Asian Art Museum @ Sun Francisco

もう半年以上の話になるのですが、昨年の年末にサンフランシスコを旅行した際、San Francisco Museum of modern Art(その時の記事はこちら)の他に Asian Art Museumも訪れていたので今日はその美術館、その中でも主にThe Sculptural Turn Contemporary Japanese Ceramics from the Kempner and Stein Collection』のについて紹介したいと思います。

美術館の正面です。ユーモラスな陶芸のオブジェが出迎えてくれます。
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これは台湾人のアーティストHung Yi のDragon Fortuneという作品です。台湾のフォークアート、日本のテキスタイルアート、ポップアート
そして子供向けの漫画がモティーフに描かれています。


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加藤委 『スクエア』(以下敬称略)
磁器土に青磁釉がかけられています。荒々しく削り取られた表面にダイナミズムを感じさせられます。真っ白な磁器土にかけられた薄いブルーの青磁釉も美しいです。


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長江重和 『Moving Forms, 2015』
これも磁器の作品です。違う角度から見ると、全く違った形が現れます。


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服部真紀子 『静かに沈む』
これも磁器でできています。表面は細かなフリルで覆われています。


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藤野さち子 『白い刻C』
陶土に白マットの釉薬です。
美術館の説明文からー「藤野さち子の有機的な形はしおれた植物になぞらえるーそれは子供時代に過ごした咲き乱れた花や雑草であふれた庭の記憶からくるものである。」


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近藤高弘 『BOX、2009』
今回一番気になった作品です。磁器土に釉薬がかけられているのですが、表面が水滴に覆われているようで、写真ではわかりずらいですが、その水滴が光に照らされて光っています。”銀滴”という技法のようです。

この展示室は小さくて作品数もそんなに多くはないのですが、陶芸に関心があってチャンスがあれば訪れてみても損はないと思います。。2017年11月26日までやっています。
美術館には中国、韓国、ベトナムなどほかのアジアの国々の陶芸を含む様々な美術作品が展示されています。パウエルの路面電車乗り場からも歩いて行ける距離で便利です。







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by ceramicsinla | 2017-07-14 04:51 | その他

ロサンゼルスで陶芸家をめざして奮闘中。陶芸、美術、時々アメリカのこととか旅行のことなど、思いついたことを綴っています。

by ceramicsinla